騙されないように!

中国の葬儀業界に若者が増えているそうです。

中国はこれまで死の話題にふれる事を禁じる風習があることから
多くの国民が悪運を恐れ、葬儀業界の人間と距離を
置こうとしてきたそうです。

しかし、若い世代はこれまでにとらわれない考え方を持っているようで
インタビューを受けた青年は
「これまで葬儀社は尊敬の念があまりにも薄かったと
感じている。だからこそ、われわれのサービスで、もっと尊厳が
与えられた状態でこの世を去ってもらいたい。」
と答えてます。

では、日本に置き換えて考えてみて
果たして近年の葬儀業界はどうでしょうか?

たしかに葬儀社といえども企業ですので
企業の存在価値として利益を生むという事は必須です。
しかし、お葬式について詳しく分からないと萎縮している遺族に対し
知らぬことをよいことに高い利潤の商品を
「相場です。」と売りつけたり
お葬式に必要ないのに
「故人のために」というワードをちらつかせ
余計なオプション品の購入をすすめるのは
やりすぎではないでしょうか。

また、彼らは神妙な顔をして依頼者の値踏みをしています。
(実際に打ち合わせの時に家を見て
「これくらいは取れそうだ!」と請求額を計画立てているそうです。)

知らないからお伝えしようではなく
知らないからボッタくれるという発想でしょうか?

やはり、事前の見学や電話対応などでよく観察し
悪徳葬儀社に騙されないように選択する事の重要性を感じます。