葬儀社の立場

福岡だけに限らず、全国的な事だと思いますが、
お葬式となると、遺族、親族の方々は、葬儀社に『お願いする』、『任せる』と
言われますが、葬儀社は、お葬式の備品提供、お手伝いをするだけで、
実際に葬儀を行っているのは、故人、宗教者そして遺族の方々なのです。

一般の方々は、お葬式に関しての知識、経験、情報が少ないために、
葬儀社まかせで、言いなりのお葬式になってしまうのです。

遺族と葬儀社は、対等な立場にある事が当然なのですが、
一般の方々が、何もわからないのをいい事に、葬儀社本位のお葬式を
行っている葬儀社が、福岡県内にも数多くあります。

遺族の方々が、お葬式に対して、十分、理解し納得した上で、
選択、意思決定ができる流れ、状態を示す事が、葬儀社の役目だと思います。

しかし、老舗葬儀社、大手互助会葬儀社は、遺族の動揺に乗じて、
十分な説明もせず、自らの利益を高めるように誘導し、葬儀を行い、
高額の請求書を出してくるのです。

やはり、大切なことは、事前相談、葬儀社の比較です。
お葬式の、予想規模を伝え、葬儀費用一式+(お布施、返礼品、食事)の
総額の見積書を作成してもらうことです。

葬儀社の説明が足りなかったり、見積書の発行に応じない葬儀社は、
選択肢から、まず最初に外すべきです。