互助会葬儀社の付加価値

大手互助会葬儀社ベルコ、東区千早に婚礼会館をオープンさせている。私も若かりし頃、ホテルマンを6年ほどやっていた、婚礼がメインの仕事だった。オープンまえにホテルの結婚式は1年向こうまで、埋まってしまう。これは、普通だ。だがベルコの結婚式場はオープンしたものの閑古鳥が鳴いているらしい。あまりに大きくやりすぎて、価格が高額設定になっているようだ。葬儀互助会の付加価値として婚礼をやっていたのだが、葬儀事業と同じように営業の柱として確立させたかったのだろう。またこれが会社の力ではなく、他人のお金を使って建設しているから始末が悪い。婚礼は葬儀と違って、価格を明示しないといけない、そうすると他社との価格競争が始まる。葬儀社、互助会葬儀社に、婚礼ビジネスはできない。
善良な人々をかもって、法律で詐欺にならないようにうそを言う事業をやってきた、会社はできるはずもない。
人の弱みに付け込みカモる葬儀事業をやってきて、それなりの知名度、認知度をとり、勘違いしている。私も1年ほど関東の中堅互助会で婚礼を担当したことがあるが、もちろん貧疎な施設。貧疎な機材でやっていた。すべてがいい加減。だが価格は安かった。それでも婚礼部門はいつも赤字。互助会の付加価値であるからそれでいい。だが今回のベルコは互助会同士の競争もあると思うが、葬儀社の付加価値レベルを超えた。物を作ってしまう。もちろん他人のお金で。こうなると負のスパイラルが加速する。
一生懸命。(プロポーズしよーーー)とテレビCMを流していたが、無駄となっている。いつも思うことだが、もちは餅屋で。そうゆうことを分かっていないのが葬儀業界である。。
まあ、私どものように小さく営業をやっている葬儀社にとっては追い風で申し分ないのだが。。。
知り合いのベルコ勤務の人間は言った。私たちは結婚式どころか、葬式もベルコではしません。
世は、この言葉がすべてを物語っている。