騙されやすいキャッチフレーズ

葬儀社の宣伝文句には何も根拠のないことが満載です。
新聞の折込チラシなどで、よく目にするキャッチフレーズとして
「優良店」
「市民葬儀指定・区民葬儀指定」
などあります。

「優良店」については
葬儀組合や団体が勝手に名乗っているだけで
公的機関が賞した基準ではありません。
組合や団体が自分の加盟業者の事を「優良店」だなんて・・・。
何の基準も客観性もないのに、誤解を招くので使って欲しくないフレーズです。

「市民葬儀指定・区民葬儀指定」と言われると
如何にも地域の公的機関から認可があったようにとれます。
しかしながらそのような認可機関も認可自体も
存在しません。
市民葬儀や区民葬儀を扱える葬儀社であれば名乗ることが出来ます。

これらのキャッチフレーズを一般消費者が目にすると
良心的で低価格な葬儀を行えそうな気がします。
ですが、本当に良心的な業者であれば
こんな紛らわしいフレーズを用いない筈です。

ここでも申し上げられることは事前確認の大事さです。
安心して葬儀のサポートをしてくれる葬儀社を事前に決めておくこと
これに尽きると思います。