安いけど、なんか違う

インターネットで格安のお葬式の窓口として
「小さなお葬式」などのブローカーが出現してきたのは
家庭におけるパソコンやスマホの受給率が高まり
時代の流れが大きく変わった事があるでしょう。

雅苑もネットについては早くから注目していましたし
数社のブローカーに情報を載せているのですが
お話を頂くと、何かが違うのです。
たしかに、老舗葬儀社や互助会などとは違い高額葬儀ではありません。
ですが、安く抑えようという事ばかりが先行してしまい
ブローカーが設定した品目(金額も)しか受け付けるな と言うのです。
(すべての会社がそうではありませんが。)
それでは、依頼者の気持ちはどうなるのでしょう。
中には、高額な葬儀は困るけどこれだけはやってあげたいと思う品目もあります。
スタンド花や盛篭、数千円しか変わらない骨壷のグレードアップなどもです。

私たちは、確かに格安で低価格の葬儀であるべきだと思っていますが
決めるのはあくまでも依頼者です。
ご希望されるのであれば、それを叶える方向に努力するのが
お葬式の裏方である葬儀社の役目ではないでしょうか?
安くはあったけど、やりたかった事がやれなかったでは
心残りのあるお別れになってしまいます。