檀家関係

雅苑のある、糟屋郡宇美町は、福岡市内に比べると寺院との関係が
強いように思います。
糟屋郡宇美町には、宇美八幡宮が有名となっていますが、葬式となると
神式はなく、ほとんどが仏教式で行われています。
宇美町周辺は、浄土真宗のお寺が多く、今は、檀家数もそれぞれにある程度の
数をもっていますが、お布施、納骨堂の金額や行事の度にある寄付金などの
案内に嫌気をさし、寺を離れる檀家が増えている状態です。
その上、宗教への信仰心のない方も増え、ただお経をあげてくれる僧侶、
お布施も低額で受けてくれる僧侶が求められています。
一昔前は、お金を掛けて送る葬式でしたが、今は、無理せず、しっかりとした予算の
中で行う事が当たり前になり、これからより一層シビアになると思います。
互助会葬儀社、老舗葬儀社とグルになり、遺族をだまし、今のままでやっていけると
思っている寺は、一番に無くなるのが目にみえます。
檀家に支えられている事を忘れている住職が、一般の方たちの要望に柔軟な対応が
出来なければ、廃寺を早めるだけです。