各宗派の考え方

雅苑では様々なご宗派の葬儀を執り行っています。
その宗派それぞれで、お飾りも仏具も流れも違ってきます。
最初は覚えるのに必死でした。
今だに御住職に、「うん。それ違うよ。」と教えて頂くがよくあります・・・。

そん中で1つ、疑問に感じていた事があります。
法要についてなんですが、
浄土真宗の考えでは「故人は臨終と共に浄土に往生すると考えており旅支度はいらない」との考えです。
なら初七日法要や四十九日の意味はなんなんだろう???

調べてみると、真宗での中陰期間(四十九日までの期間)は故人に対する追慕の期間であり、残された人たちが「生と死」について考える時間であるのだそうです。
浄土にいってもらうための読経ではなく、残された人たちの為の時間なのだそうです。

1つ1つの法事も意味合いを考えて執り行うと気持ちも違うかと思います。
また、その説明をして下さるご住職であればなお良いですよね。