参列する場合

通夜や葬儀、四十九日の前までは「御霊前」、四十九日を過ぎたら「御仏前」となります。 仏教では、四十九日で霊から仏となるとされるためです。ですが浄土真宗は即身成仏とされる為、御葬儀から「御仏前」を使います。
香典返し(忌明けギフト)にはお礼は出さないとされています。(香典返しとは葬儀の香典のお礼として四十九日の忌明けに送られて来る物です)弔亊のお礼をする事で「不幸が重なる」「繰り返す」ということに繋がり、よくないとされているからです。しかし、頂いたお礼をする事は大切なことです。お返事をする場合、お電話や、手紙・ハガキで「確かにいただきました。」と。返礼品が届きましたという事が伝えられるだけで十分です。
焼香とは仏式の葬儀や法事にて仏や亡くなった方に香を焚いて拝む事です。 基本的な焼香方法は、右手の親指・人差し指・中指の三本で抹香をつまみ、額の高さまでかかげ、押し頂いてから、香炉の上に落とします。お数珠は左手にかけておきます。(回数は宗派により事なりますが、解らなければ1回でかまいません)※葬儀のマナーページに画像つきで焼香作法ご案内しております。
通夜・葬儀のどちらかに参列する際にはその際に、両方に出席する場合はどちらかに持参でかまいません。通夜で香典を持参し葬儀でもう一度という事はありません。
基本的には通夜前の弔問は身内以外は控えるべきと言われています。遺族は慌ただしく時間を割かせる事となるからです。しかし故人やご家族とごく親しい間柄である場合知らせを受け、直接伺ってよいか確認してみるのも1つです。その際は喪服で無くとも良いですが地味な平服で伺いましょう。
死を穢れとし、赤ちゃんに影響を与えるという考えから参列すべきではないという習慣が残っている地域もあります。 気になる場合は魔除けとして鏡をお腹の外側にむけてつけると良いと言われています。 体調にも注意されて、出席を決められるのがよいと思います。
かつては葬儀を優先し結婚式を遠慮すべきとされていました。しかし現在は時間に調整がつけば両方に出席できるとされています。しかし、同時刻や遠方の場合は葬儀を優先すべきとされています。祝い事のお祝いは後からも行えますが、故人との別れは1度きりだからです。
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