時代錯誤と言われるお寺

最近、YAHOOニュースでも納骨お寺の話が出ている。4日前、とても仲が良かったお寺の住職がなくなった。地場大手の葬儀社で葬儀。1000人~2000人対応で葬儀、実際ふたを開けてみると、250人程度の葬式。
料金700万。
葬儀の9割の参列は義理。これが葬式である。だから家族葬が増えている。で高額なお寺の檀家制度も崩壊している。
どんどん進んでいく、これは庶民も坊さんも10人が10人同じ答えである。人の死に対する宗教行為があまりにもビジネスになりすぎてしまった。今の価値観の違いがお寺と一般社会の歪となっている。
この溝をどう埋めていくか?これが生き残るお寺となるだろう。溝を埋めるどころか、今の相場の檀家の金額は当然。と主張するお寺は消えていく、淘汰される。普通の当たり前である。
お寺の住職は選ばれた特別な人ではない。そのことを自覚し、日々邁進して行く宗教者がかろうじて生き残ることだろう。

藤本樹道