事前見積の話

事前見積りに葬儀社を訪問した際、担当のスタッフから
「その時になってみないと分からないものですよ。」とは
よく聞くセリフです。
ですが、そんな事はありません。
依頼者側としても数によって金額が変動する事は
理解できる話なので、数を仮定して
おおよその見積り金額くらいは出すことが出来る筈です。

「大丈夫ですよ。今は看病に専念して下さい。」
看病に専念するための事前見積りです。
見積りも出さずに何が大丈夫なのか、さっぱりわかりません。

見積もりを出したくない葬儀社の逃げ口上に
乗せられてはいけません。

専用の見積もり用紙すら無い所もあり
(白紙やレポート用紙に見積りしたりしているようです。)
いかに葬儀社が見積りを出すのを
嫌がっているかわかります。

しかし、事前の見積書を作成してもらうという事は
家族の先々を考える上でとても重要なことなのです。
事が差し迫っていない時だからこそ
分からない所を調べたり、ご自分達に必要・不必要の
判別ができるのですから。

どこかの葬儀社で事前見学を担当するスタッフが
先に述べたような対応をしてきたら要注意です。