宗教法人の金額明示の有無

葬儀業界では金額を明示しない葬儀社が当たり前でその風潮もWEBの普及によりなくなってきている、お寺の金額の明示は一般法人と違いしてはいけないこととされている。もちろん明示しているお寺もあるがまだ浸透しきれていない。そのせいでお寺、宗教者が中心となり行っていく葬儀が、葬儀社が中心になってやっている葬式がほとんどだ。
今の葬儀社はうちの葬儀は。と言って葬式の評価をする、葬式をやるのは住職と遺族、故人である。葬儀社は黒子であり会場を貸してお世話をするだけである。
お寺も金額を明示せず運営していけば、無宗派の方は増え続け檀家離れが加速すると思われる。宗教法人ではできない部分を共鳴できる葬儀社に任せ営業をしていかない限り発展は難しいと思われる。檀家数の少ないお寺の復活や繁栄はまず、お寺での葬儀の原点回帰が必要だと思う。そのためには、金額の明示は葬儀社に任せ、明示していくことだ。でないと大手葬儀社や互助会の思うつぼで、お布施にまで手を伸ばしつづけることとなり、お寺の運営が難しく、繁栄が出来ないと思われる、まず葬儀社から主導権を奪っていかないと話にならない。そのために宗教法人ではやりにくいことできないことを、わが社が変わってやっていきたいと思う、もちろん賛否あるのは当たり前のことだ。今までの、今の葬儀社と一緒であれば存在している意味がない、自分本位ではなく、大衆の人たちに重宝がられる葬儀社をめざし精進していこう。