しきたり

通夜・葬儀から帰ったら、塩をまく。

子供の頃、父や母に連れられ葬儀に参列し、帰ったら小袋に入った塩を体にかけて家に入っていました。
そんな想いでのある清め塩ですが、現在では仏教葬であればないのが一般的です。

神道では「死を穢れ」と考えます。
ですので、穢れを自宅に持ち込まない為に清め塩で祓うのだそうです。
しかし、仏教では死は穢れとはとらえていません。
どの宗派の考えも死と生はつながっており穢れ、不浄ではないのです。

ではどこから、そのしきたりが生まれたのか?
戦後、葬儀社のサービスで必要な宗派の際に会葬品に清め塩をつけ配った事により、
宗派や考えを理解せずに全てにサービスするようになって行ったのだそうです。

地域の差はありますが、現在の宗教的考えにのっとり、有無を決めていくのが自然な流れと思います。
清め塩に限らず、葬儀に関係するそのような しきたり は多数あります。

葬儀は非日常的なことであり、わからない事がわからない」といのが葬儀
そこにつけこみ、色々な追加を進めてくるのが葬儀社の手口なのですね。
1つ1つを確認していく事が大切ですが、時間がなく感情が落ち着かない中では大変な事です。
ですからこそ、事前相談 が必要となるのです。

新しい意味のある しきたり として 事前相談がもっと定着していけばと思います。

糟屋郡宇美町にあります葬儀社 雅苑では、いつでも事前相談を受け付けております。
どうぞ、御気軽にお電話、ご連絡を下さい。